座りながらできる足やせ法
足やせエクササイズの中には、椅子に座りながらできるものもたくさんあります。また「正しい座り方」を心がけるだけでも、足を細くする効果が期待できます。
まずは足やせに効く「正しい座り方」をマスターしよう
パソコンを使うデスクワークが増えた今、気づけば「1日座りっぱなし」という人も少なくありません。しかし座った状態は、下半身を動かさないため足がむくみやすくなります。
特に間違った座り方を続けていると、骨盤がゆがんだり、太ももに脂肪がつきやすくなったりしますので、まずは正しい座り方をマスターすることが大切です。
- 1.椅子には、「坐骨」を立てて座る
お尻にある大きな骨、坐骨をしっかりと椅子につけて座りましょう。お尻のお肉を外にかき出すようにすると、骨が当たるようになります。
- 2.足がしっかりと床に着くように座る
足が宙ぶらりんの状態だと、腰にかかる負担が大きくなりますし、太ももの裏が圧迫されてむくみやすくなります。椅子の高さを調節するか、下に電話帳などの足置きを作りましょう。
- 3.両ヒザをくっつけて座る
ヒザが開いてしまうと、だらしなく見えるのはもちろんのこと、足の筋肉がまったく使われないため脂肪がつきやすくなります。
姿勢をまっすぐにして、足が床に着くようにすれば、両ヒザをぴったりとくっつけて座りやすくなるはずです。
背骨をまっすぐに保つことが難しい人は、丸めたバスタオルなどを腰と背もたれの間に置きましょう。また正しく座るための椅子用クッションを活用するのも1つの方法です。
座りながらできる、簡単な足やせ法
次に、座ったまま足やせできる簡単なエクササイズをご紹介します。
- 1.つま先とかかとを交互に床につける!
これだけでも、足首やふくらはぎを引きしめる効果があります。
- 2.テニスボールで足裏を刺激する!
靴を脱いだ状態で、テニスボールを足裏でゴロゴロさせるだけでも、ツボ押し効果が得られ、むくみ解消につながります。
- 3.座ったまま、ヒザをまっすぐ伸ばす!
片足ずつ、床と並行になるまでヒザをまっすぐ伸ばすだけで、太ももの筋肉に働きかけることができます。またヒザ裏が伸びることで、むくみ解消にも効果的です。
とにかく、座っている間は足をこまめに動かすだけで、むくみにくい状態にすることができます。
エコノミー症候群が問題になったように、下半身をまったく動かさないと血栓ができやすいなど、健康面でもさまざまな害が考えられますので、デスクワークをしている人はぜひ意識して足を動かすようにしてみてください。
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